甲子園常連校に勢力異変が…愛知県レベルダウンの裏側

公開日: 更新日:

 かつて愛知県の甲子園常連校といえば、中京大中京、東邦、愛工大名電、享栄のいわゆる「私学4強」。甲子園を目指す県内の有力中学生が4校に集中していたこともあって、愛知の高校野球は比較的高いレベルを保っていた。

 ところが、最近は至学館、愛知啓成、豊川などの新興勢力が実力のある中学生を「青田買い」、選手が分散する傾向にある。この結果、愛知は群雄割拠の時代に突入しているという。

「私学4強のうち、いまもコンスタントにいい選手を入学させているのは中京大中京と名電。それでも以前と比べたら、実力ある中学生は県内各地の高校に散らばるようになりましたね」と、パのあるスカウトは話す。

 私学4強のひとつである東邦には、昨夏の甲子園で1年生エースとして活躍し、プロも注目する右腕・藤嶋健人がいるものの、「総合力は中京大中京や名電より劣る。東邦は全国制覇の経験もある阪口監督(現大垣日大監督)が退任して以降、選手集めも苦戦していると聞いています」とは前出のスカウトだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い