中島だけじゃない 巨額補強費ムダにしたオリ球団に責任は

公開日: 更新日:

 16日に契約更改したオリックスの中島裕之(33)。来季が3年契約の2年目なので現状維持の3億5000万円で判を押したが、今季は10本塁打、46打点、打率.240。守備難もあり、むしろチームの足を引っ張り続けた。

「思うようにできなかった。来年はチームの勝利に貢献したい」と話した中島だが、オリックスの不良債権は彼1人ではない。

 昨季4年20億円の契約を結んだ金子は、ケガで2度離脱し7勝6敗。それでも現状維持の年俸5億円だった。ブランコは開幕2カード目に左ヒザを故障し、52試合で9本塁打、24打点、打率.194。来季まで2年5億円の契約が残っている。

 総額30億円以上の補強も、カネをドブに捨てただけ。フツーならば責任者であるフロントは処分されてしかるべきだが、そうした気配はない。これで「無罪放免」というのでは、怒りを通り越して呆れるばかり。今からでも遅くない。バカげた補強を行ったフロントの責任は追及されてしかるべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い