SRに挑戦の五郎丸を待つ“血で血を洗う”レギュラー争い

公開日: 更新日:

「壁は高いので、それを乗り越えた時に一皮むけるかなという感じがしている」――。

 今季、世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」に挑戦する日本代表FB五郎丸歩(29)が5日の渡豪を前に、あらためて決意を口にした。

 2日は日本代表の公式スポンサーも務める時計メーカーのアンバサダー就任会見に出席。W杯での活躍で一躍、時の人になったことから「帰国してから休む時間がなかった」と振り返った。

 スーパーラグビーは豪州、ニュージーランド(NZ)、南アフリカのW杯優勝経験のある3カ国を中心とした世界最高レベルのリーグ。五郎丸が契約したクイーンズランド・レッズは、豪州・NZグループに所属し、ラグビーが盛んな南半球各国の代表選手がプレーする。

 五郎丸はW杯で披露した正確なプレースキック(4試合で58得点)をレッズに高く評価された。昨季までプレースキッカーを務めたSOクウェイド・クーパー(現仏・トゥールーズ)の後釜として期待されるが、五郎丸が「簡単にレギュラーになれるとは思ってない」と話した通り、まずはチーム内での競争に勝たなければならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情