宮間まで衰えはっきり…なでしこ「リオ五輪」へ大ピンチ

公開日: 更新日:

「レジェンド澤」が引退したことで、チームリーダーは完全にMF宮間となった。これまでも試合中にチームメートにアレコレと指示を送り、「ピッチ上での監督」然とした振る舞いを見せていた。

 しかし、このところ急激に衰え、オーストラリア戦でもミスを連発。宮間の持ち味である、左右両足から繰り出す正確なパスが影をひそめた。

 後半14分、ピッチ中央から右サイドにパスを送ったが、受け手のFW川澄奈穂美(30)の先を通り抜け、その4分後には左サイドのスペースにパスを出したが、左SB鮫島彩(28)前方のサイドラインを越えていった。

 宮間は、ピッチの外でも監督の役目を担っている。試合前のミーティングで佐々木監督が5分ほど話し、それから宮間が相手の特徴を分析し、チームの戦い方をレクチャーする。これまでの宮間は、圧倒的に高いレベルのプレーを見せることでチームメートの信頼を勝ち得ていた。

「この日の敗戦を機に宮間の求心力は一気に低下していき、チームの足並みはバタバタと乱れるでしょう」(マスコミ関係者)

 澤の引退に宮間の急激な衰え。リオ五輪予選敗退の大ピンチである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が