TV局も見切り…韓国人プロ7戦5勝の男子ツアーは崩壊危機

公開日: 更新日:

【ISPSハンダグローバルカップ2016】

「今週は優勝を意識せず、もともと目標はシード。それに気持ちを入れ替えていったらいい結果になりました」

 ツアー初優勝を果たした朴ジュンウォン(29=韓国)の言葉だ。

 最終日は66で回り、通算17アンダーまでスコアを伸ばして首位発進のE・グリジョ(23=アルゼンチン)に追いつき、プレーオフを制した。

 これで今季男子ツアーは国内7試合を消化して韓国人プロが5勝目。9位タイまでの11選手中、日本人選手はたった1人しかいなかった。

 女子大会も同じような状況でイ・ボミの勝利で今季16試合で韓国人プロは7勝目(外国勢10勝)。最終組でプレーした堀琴音(20)はバーディー合戦についていけず、終わってみればボミに10打差もつけられる惨敗だった。

 毎週のように韓国人プロが勝っている状況をツアー関係者はどう見ているのか? 評論家の宮崎紘一氏が、「主催者もテレビ局も見放しつつある」とこう語る。

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