内川が腰痛で欠場 ソフトBの頼みは“お祭り男”松田の復調
まさに泣きっ面にハチである。
14日、ソフトバンクはロッテにサヨナラ負け。2位日本ハムが勝ったことで、ついに2ゲーム差に詰め寄られた。
ただでさえ、チーム状態が悪い上に、この日は腰痛を抱えていた4番の内川が今季初めて欠場。工藤監督は「経過を見るけど、しばらくは分からない。何日くらいになるかの度合いによって、無理であれば……」と、登録抹消も示唆した。
やむなく吉村を代役4番に立てたものの、クリーンアップがわずかヒット1本では、勝てるものも勝てない。中でも不調にあえいでいるのが、5番に座る松田(33)だ。
もっか打率.260。この日はクリーンアップ唯一の安打を二回に打ったものの、八回のチャンスの場面では内野フライに倒れた。
松田は自他共に認める、「お祭り男」。チームメートにも慕われ、「マッチが打つと、ベンチが盛り上がる」と話す選手は1人や2人じゃない。内川がダメならば、せめて松田が復調してくれれば……というのが、球団の願いなのだ。