関係者が歯ぎしり…早実・清宮がU18日本代表に漏れた真相

公開日: 更新日:

「清宮がいればなぁ」

 ある放送関係者がため息をついた。台湾で行われるU-18アジア選手権(8月30日~9月4日)に出場する高校日本代表が25日、練習試合で1、2年生主体の早大を5-4で下した。

 つい先日まで、甲子園を沸かせていた球児たちが躍動した。初回、4番の九鬼隆平捕手(熊本・秀岳館)が木製バットで3ランを放てば、投げては先発の左腕・寺島成輝投手(大阪・履正社)が3回を3安打2失点に。今年のドラフトで上位指名が確実な高校生たちの活躍で大学生相手に幸先の良いスタートを切ったものの、前出の関係者はU-18のメンバーに2年生の清宮幸太郎内野手(西東京・早実)がいれば、いま以上に盛り上がったと言うのだ。アマチュア野球担当者がこう言った。

「27日に行われる大学日本代表との壮行試合はフジ、30日からの本大会はTBSが中継する予定ですけど、ともに清宮の代表メンバー入りを期待していた。清宮が代表に名を連ねれば、視聴率はもちろん、スポンサーの食い付きだって変わってきますからね。わざわざ早実関係者を使って、清宮を代表メンバーにねじ込もうとしたところもあったくらいです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」