絶好調の高梨沙羅W杯V4に難敵…元女王“サラ”に復調気配

公開日: 更新日:

「(記録は更新しても)男子とは土俵が違う。おごらずにやるべきことをやっていきたい」――。

 今季のW杯で開幕から2連勝するなど好スタートを切ったノルディックスキー女子ジャンプの高梨沙羅(20)が13日、欧州遠征から帰国。11日のロシア大会でW杯通算47勝目をマークし、男子の「鳥人」ことマッチ・ニッカネン(フィンランド)の46勝を抜いて歴代2位に浮上したことに、「世界のトップ選手と比べていただいてありがたい。モチベーションになる」と笑顔で話した。

 11月に行った欧州での事前合宿では跳躍の練習と並行して体幹トレにも励んだ。高梨は好調の要因を、「体のバランスが整っているので、テークオフ(離陸)してからテレマーク(着地)までしっかりと入れている」と自己分析し、年明け7日から再開するW杯に向け「去年よりはいい出来で入れたので、もっと調子を上げていけると思う」と手応えを口にした。

 今季は日本勢最多となる4度目の総合優勝が懸かる。そんな高梨の前に立ちはだかりそうなのが、「元女王」である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」