故障者続出も戦力維持 ソフトBの補強は巨人と何が違う?

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 先発3本柱に加えて、4番と主砲、頼れるベテラン捕手に、さらにはセットアッパーまで離脱とあれば、並のチームなら戦う以前の問題。しかし、それでも他球団と対等以上に戦っているのがソフトバンクだ。

 12日、主砲のデスパイネが右太もも裏の肉離れで登録抹消。頚椎捻挫の内川に代わって4番を務めていただけに、まさかのアクシデントだ。

 ソフトバンクは昨季10勝以上をマークした武田、千賀、和田が故障で戦列を離れ、捕手の高谷も10日の試合で骨折。4月にトミー・ジョン手術を受けたリリーフのスアレスに至っては今季絶望だ。

 これだけ故障者が続出しながら、もっかパの打点トップタイ(53)の柳田を筆頭に戦力は整っている。4年目の上林は打率.317。川崎も3割を超え、一時期調子を落としていた中村も打率3割に迫っている。懸念があるとすればバンデンハークしか軸がいない先発だが、それでも首位・楽天に1.5ゲーム差の2位にいるのだから驚きだ。

■主力の大半は生え抜き

 ある球界関係者は「要はカネの使い方ですよ」と、こう話す。

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