巨人・菅野 年俸倍増4.5億円で浮上するポスティング議論

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 巨人のエースが大幅アップを勝ち取った。菅野智之(28)が28日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、ほぼ倍増となる2億2000万円増の年俸4億5000万円でサイン。オリックス金子千尋(34)の5億円に次ぐ球界日本人投手2位に躍り出た。

「すごい長いシーズンだった」と言うように、3月のWBCでは日本代表のエースとして活躍。シーズンでは25試合に登板し、3試合連続完封など17勝5敗、防御率1.59。自身初の沢村賞、最多勝、2年連続の最優秀防御率、ゴールデングラブ賞、14年以来となるベストナインなど、タイトルを総ナメする勢いの一年を終え、「最大級の評価をしてもらった。身が引き締まる思い。引き続き来年も頼むと期待の言葉をかけてもらった。使い道?家のローンを払いたい」と白い歯を見せた。

 驚異のアップ率だ。来季はプロ6年目。これまで6年目の最高だったソフトバンク摂津の4億円を上回った。球団史上最高は松井秀喜の6億1000万円(2002年=10年目)。順当ならあと2、3年、早ければ選手会長に就任する来季にも、この金額を超える可能性が出てきた。

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