“U-20二軍”で初陣 森保五輪代表監督は「勝敗より経験」

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 2020年東京五輪世代であるU―20(20歳以下)日本代表が参加するM―150杯(タイ)のメンバー23人が、11月30日に発表された。

 12月9~15日の日程で行われる同大会は、五輪代表監督に就任したばかりの森保一・前J1広島監督の初陣でもある。

 しかしながら今回の代表メンバーに5月のU―20W杯韓国大会に出場した選手は一人もいない。

 J所属ながら出番に恵まれていない選手、Jクラブのユースに所属している選手、大学生で構成されている。いわば「U―20代表の二軍」に相当するメンバーなのだ。

「高校年代の最強チームがしのぎを削るプレミアリーグ、プリンスリーグが12月10日まで開催され、高校年代日本一決定戦の高円宮杯チャンピオンシップは12月17日です。この時期の選考は、どうしても『致し方なし』ということになります。年代別とはいえ、初めて代表チームを率いる森保監督が、練習や試合前後、試合当日などにどんなアプローチで代表チームに関わっていくのか、まずは『実際に経験する』ということが大事となってきます」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

 J3回優勝の森保監督の五輪代表デビュー戦である。要注目だ。

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