何のためのACL制覇? 浦和“世界5位”も選手にボヤキ節蔓延

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 アジア王者としてクラブW杯に出場している浦和が、12日に行われた5位決定戦でアフリカ王者のカサブランカ(モロッコ)と対戦した。

 試合は浦和が常に先手を取る展開。終了間際の失点で1点差に詰め寄られたとはいえ、地力で勝る浦和がDFマウリシオの2発とMF柏木のスライディングシュートで3―2のスコアで逃げ切った。しかし、喜んでいる選手は少なかった。

 というのも、9日の準々決勝でアルジャジーラ(開催国出場枠)に勝っていれば、日本時間14日の準決勝で欧州王者のレアル・マドリードと勝負できたからである。

 選手たちの間では「何のためにACLを制覇したのか?」のボヤキ節が蔓延しているという。うれしくも何ともない世界5位だった――。

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