思い出の地でプロ初安打 清宮は再びケガの功名にできるか

公開日: 更新日:

 清宮は当時を振り返り、「体のケアやトレーニングなど意識が変わった」と言っている。あのケガはマイナスにはならなかったようだ。

 プロ入りしてからの清宮は、ベンチではどの選手よりも大きな声でチームを鼓舞している。限局性腹膜炎から退院し、練習を再開した際には、体を動かすことができなかった反動であちこちに強い張りが出た。同僚には「張りがヤバイ」と漏らしつつ、寮では時間をかけて黙々とストレッチなどでケアに励んでいた。「やるべきこと」に対して手を抜かず、真摯に取り組む姿勢はチーム内でも高く評価されている。

 この日は「3番一塁」でスタメン出場し、七回の第3打席で左中間を破る二塁打を放ち、二軍では13打席目にしてプロ初安打をマーク。第4打席では右腕小野の149キロの速球を右前打した。病気による一時離脱を「ケガの功名」とし、このまま波に乗っていけるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末