全英OP開幕 ドラマ多く生んだカーヌスティは欧州勢に有利

公開日: 更新日:

 99年大会では最終72ホール目で2位に3打リードしていたJ・バンデベルデ(フランス)がクリークに打ち込み、まさかの「7」。ジャスティン・レナードと地元のポール・ローリーとのプレーオフとなり、その時に世界ランク241位のローリーが優勝している。

 07年大会は最終日にセルヒオ・ガルシアがアイルランド出身のパトレイグ・ハリントンに6打リードして発進したが、14番でハリントンがイーグルを取った時点で1打差。

 それでもガルシアは残りのホールをパープレーで回れば優勝できたが、結局プレーオフになってハリントンに敗れているのだ。

 距離が長いといってもいまのプロにとっては、さほど大きな障害にはならないが、例えば、17番パー4(460ヤード)のようにティーショットをクリークに囲まれた場所に落とすのがベストとされるように、リンクス特有の風の中でショットの正確性が要求される難しさがある。

 過去2大会のカーヌスティを見る限り、タフなコンディションやリンクスコースに慣れているヨーロッパ勢がオッズでは有力視されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  2. 2

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    二宮和也「七五三」隠し撮りに激怒の覚悟…入学式や運動会にも厳しい視線、あの俳優夫婦も警告の過去

  5. 5

    旧ジャニーズ“復活”で女帝復権か…米国でスルー状態のTravis Japanを日本メディアが一斉ヨイショの裏

  1. 6

    あの大谷翔平が苦々しい顔でインタビュー拒絶…フジテレビと“愛車無断公開犯”元木大介氏の先輩づらに嫌悪

  2. 7

    岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

  3. 8

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 9

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  5. 10

    グリズリーズ河村勇輝に試練!ルーキーが直面する超過酷な伝統「雑用係」衝撃の中身