全英V圏内2位キープも…比嘉真美子に立ちはだかる新たな敵

公開日: 更新日:

【全英リコー女子オープン】

「いい位置で予選を通過できた。残り2日間は攻めるプレーで、楽しみながらラウンドしたい」

 2位発進の比嘉真美子(24)が通算9アンダーまでスコアを伸ばし、首位と1打差2位タイをキープして決勝ラウンドに駒を進めた。

 この日は3番でボギーが先行するも、5番バーディー、6番イーグル、7番バーディーで勢いに乗った。後半も2バーディーを奪い、一時2位に2打差をつける11アンダーまで伸ばして単独首位。

 ところが、17番の2打目を左に曲げてロストボール。このホールをダブルボギーとしたが、V圏の好位置はキープした。

「思いのほかリラックスしてプレーできた。同組のL・コ、M・マーティンとリズム良くプレーできた。決勝ラウンドでは自分の持ち味を生かしてエンジョイしたい」

 だが、リンクスは天候がひとたび崩れたら、体力を消耗する厳しい環境になり、エンジョイどころか、思考力が鈍る。それに、もうひとつの“敵”もある。ノンメンバーのプロに、メジャータイトルは簡単に渡せないという欧米ゴルフ界にある暗黙の“総意”だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ