史上初2度目の春夏連覇 大阪桐蔭支える“ナンバー2”の存在

公開日: 更新日:

 21日の決勝で金足農(秋田)を下し、史上初2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭(北大阪)。

 ここ10年で春夏合わせて7度の全国制覇を誇るぶっちぎりの強さの陰に、有友茂史部長(54=顔写真)の存在がある。天理高、天理大を経て前身の大産大高大東校舎に赴任。1988年に校名が大阪桐蔭に変更になった当初からチームに携わっている。

 スポーツライターの美山和也氏がこう言う。

「西谷監督(48)が選手をスカウトして育成して采配してと、全て一人でやっているわけでは、もちろんありません。最近は、コーチでもある有友部長がU15日本代表のセレクションなどに顔を出し、有望中学生の発掘、スカウトで敏腕ぶりを発揮している。チームを救う眼力にも定評があります」

 あと1死で敗戦という窮地に追い込まれた北大阪大会準決勝の履正社戦。今まで一度も登板がなかった外野手を先発させたライバルの「奇襲」が苦戦の要因とされる。だが、ここにも有友部長の「眼力」が生かされていた。

 美山氏が続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末