態度が豹変…親方衆をア然とさせた貴乃花の“2つの事件”

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 ある年の暮れ、親方同士が食事をすることになった。

 そこには貴乃花親方だけでなく、貴乃花親方と距離を置く親方の姿もあったというから、一門の仕事納めではない。単なる飲み会だろう。

 会がお開きになり、店先に「迎車」のタクシーが到着。貴乃花親方と反目する親方が車に乗り込もうとすると、貴乃花親方が開いたドアのところまですっ飛んできていきなり中腰に。両手を両膝に置きながら、「きょうは、ご苦労さまです。本当にありがとうございました!」と挨拶した。

 普段、協会で会っても顔すら合わせない貴乃花親方が平身低頭、まるでヤクザが仁義を切るかのようにふるまったものだから、その親方は面食らった。

 同様に貴乃花親方と敵対する別の親方は、こんな経験をした。

 ある年の元日。自宅兼相撲部屋でくつろいでいると、電話がかかってきた。相手は貴乃花親方からだった。会っても話すらしない間柄なのに、元日早々、何事かと受話器を取ると、「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」という年始の挨拶だった。

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