態度が豹変…親方衆をア然とさせた貴乃花の“2つの事件”

公開日: 更新日:

 ところが、理事候補選が終わったとたん、態度は豹変するという。この古参親方がこう続ける。

貴乃花にペコペコされた親方が、ヤツに票を入れたかどうかはわからない。ただ、選挙前、貴乃花から土下座せんばかりの接し方をされた親方たちはみな怒ってたな。選挙が終わったとたん、態度が違う、元通りっていうか、選挙前はあれだけペコペコしてたのに、電話にすら出ないってのはどういう訳だってね。日頃、貴乃花と反目してた連中ほど、顔を真っ赤にして怒り心頭だった」

 選挙の前後で態度がガラリと変わるなんて、まるで政治家のよう。貴乃花親方はしかし、政治家ほど弁が立つわけではない。というより、考えや信条を自分の口できちんと説明することができない。今回の引退騒動にしても、日馬富士暴行事件以降の対応にしても、紙に書かれたものを読み上げるだけ。敵対する親方に対して揉み手はできても、彼らを納得させ、その支持を得ることは最後までできなかった。

 ある親方は「ブログや書面でキレイ事を並べ立て、たいそうなことを主張しても、理事という要職を4期8年も務めながらほとんど何もしていない。あれじゃ、人はついていかない。2月の理事候補選で自分も含めて2票しか集められなかった事実がすべてさ」と吐き捨てた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末