ソフトB守護神・森が覚醒 態度に実績が追いつき風格十分

公開日: 更新日:

 抑えとしての風格は十分だ。

 ソフトバンクの守護神・森唯斗(26)が、3点リードの九回に登板。三者凡退に抑え、見事役割を果たした。

 ソフトバンクはサファテが不動の守護神だったが、今季開幕直後に右股関節をケガ。全治4カ月で、今季絶望となった。

 サファテを「兄貴」と慕っていた森はショックを受けながらも、後釜として覚醒。37セーブでタイトルを獲得した。

 ある球団関係者は「当初は頼りなかったが、今では名前で相手をビビらせることができる」と、こう話す。

「意識してか無意識かは知らないが、態度がデカかった(笑い)。確か入団1年目か2年目、年上の球団スタッフと仕事の打ち合わせの際、ソファにふんぞり返るように座っていた。そこを当時、ソフトバンクに在籍していた細川に見られ、『オマエ、いくらなんでもその態度はないだろ!』と、こっぴどく叱られていましたからね」

 試合後は「イニングまたぎも頭に入れて準備している。いつ呼ばれてもいいように気持ちを切らさないようにしています」と話した森。態度に成績が追いついてきたか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”