ソフトB投壊…疲労困憊ミランダ中4日先発が完全に裏目
大量失点で西武にボロ負けしたソフトバンク。先発ミランダ(29)が初回に栗山、二回には浅村に3ランを浴びるなど2回3四死球7失点で炎上。2番手の大竹も2四球1失点、4番手の寺原も3四球4失点と火に油を注いだ。
登板4投手が10四死球の自滅負けに工藤監督は「(四球を)出そうと思って出している投手は1人もいない」とかばったが、そもそも先発のミランダは中4日。13日のCSファーストステージ初戦に先発して、初回に1点を失う不安定な立ち上がりだった。四回途中で降板したものの、このとき投じた球数は94球。疲労蓄積は明らかだ。
それでも、倉野投手統括コーチは「中4日の影響は分からない。日本で中4日は初めてだけど、それが一番の原因とは思えない。あまり結び付けたくない。高めに浮いていた球を修正する前にやられてしまった」と因果関係を否定していた。
ちなみに、19日の先発予定は千賀。14日に6回111球を投じ、こちらも中4日の登板となる。いずれにしろ、投手陣の大乱調で、初戦を取ったチームの勢いは消沈した。