まさに自由自在 青木宣親さんが明かした「打撃の真髄」
僕も「体のケアだけはしっかりしろ」とアドバイスをもらったことがあります。現役時代は、休日の午前中には必ず治療の時間をつくるなど、ケアには気を使ってきたつもりです。大きなケガをしなかったのは、青木さんのおかげでもあるのです。
僕は、今年限りで引退を決断しました。ヤクルトで12年間。そしてDeNA移籍後の2年間は、新人の頃のような新鮮な気持ちでプレーすることができ、夢の続きを見させてもらいました。大学時代、そしてプロでの14年間を振り返りたいと思います。
▽たなか・ひろやす 1982年、京都生まれの36歳。尽誠学園高(香川)、早大を経て、04年自由獲得枠でヤクルト入団。17年にDeNA移籍し、18年限りで現役引退。プロ通算14年、1292試合出場、1018安打、歴代5位の302犠打をマーク。二塁手としてベストナイン2回(07年、12年)、ゴールデン・グラブ賞1回(12年)。