監督・選手が絶賛 楽天の“浅村効果”を本人に直撃すると
さらに、三木谷オーナーから改名を提案されたという高卒5年目の(八百板)卓丸(22)は、「練習の姿勢がすごい。あれだけの実績があるのに、若手に劣らないくらい練習をやる。ロングティーの飛距離もすごいですし、見習うべきところはどんどん見習っていきたい」と気合十分だった。
そんな浅村が楽天に入団前、西武OBはこんな心配をしていた。
「西武時代は主将を務めたものの、3人きょうだいの末っ子で、もともと自分からドンドン前に出るタイプではない。ファンやマスコミの注目は一気に上がるし、プレッシャーもある。知らない人が多かったり、環境が変わってストレスになるかもしれない」
球団によると、「キャンプ中の取材依頼は最も多く、特に地元テレビ局の注目度が高い。キャンプ地の久米島には、楽天グッズを身につけたファンが増え、東北以外のお客さんも多かった」という。キャンプ中には恋人とのデートを写真週刊誌にスッパ抜かれた。
■渡辺直のメンタルケア
しかし浅村には、強力な先輩がいる。プロ13年目を迎える大ベテラン・渡辺直人(38)である。