原監督が描くV奪回切り札「丸2番」巨人OBは懸念材料を指摘
原監督には、監督1年目の02年に主に2番で起用した二岡が21本塁打をマークし、リーグ優勝と日本一を達成した成功体験がある。しかし、当時の1番は清水でこの年の盗塁数は12。二岡は盗塁のアシストなどをそれほど気にしなくてよかった。
「丸は広島時代からチームの勝利が最優先というプレースタイル。2番打者として自由に打っていいと言われても、打者心理としてそうは割り切れない。チーム状態が悪くなったときは特にそう。打順には責任感の強い丸の性格も考慮する必要がある」(高橋氏)
ちなみに、広島のV3が始まった16年以降、不動の3番だった丸が2番を打ったことはない。