U-20W杯代表は“飛車角落ち”で満身創痍 早くもGL敗退の危機

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 23日に開幕するU―20(20歳以下)W杯(決勝6月15日)に向けてU―20日本代表が14日、開催地のポーランドに向けて飛び立った。グループリーグ初戦(23日)で南米王者のエクアドルと対戦。26日の2戦目の相手はA代表でも実績のある選手が多いメキシコ。3戦目(29日)は優勝候補のイタリアと顔を合わせる。いずれも強敵揃いの上に日本代表は<飛車角落ち>なのだ。

 この年代のエースであるFC東京MF久保建英(17)、鹿島で背番号10を背負っているMF安部裕葵(20)、そして広島でレギュラーGKを務めている大迫敬介(19)の3人は「A代表に呼ばれて6月5、9日のキリンチャレンジ杯2試合とブラジルで6月14日に開幕するコパ・アメリカに参戦予定」(サッカー関係者)なので招集外。さらには守備リーダーの浦和DF橋岡大樹(19)、大迫と正守護神の座を争っていたG大阪GK谷晃生(18)が体調不良でW杯本大会に間に合わず、13日には清水のMF滝裕太(19)がケガで戦線離脱。13日の午前中にFC東京FW原大智(20)を追加招集し、同日午後3時開始の流通経済大との練習試合でプレーさせるドタバタぶり。チームは満身創痍である。

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