新天地で化けるのは?日ハム&巨人「2対2トレード」の損得
大化けしそうなのは宇佐見である。原監督は「求められていく。大きなチャンス」と言ったが、確かに大きなチャンスだ。
「今月5日、二軍戦の日本ハム戦で宇佐見がサヨナラホームランを打って、関係者の目に留まったともっぱらです。今季の日本ハムの捕手は若手の清水、石川亮、ベテラン鶴岡らが併用されているが、誰も正捕手になりきれず、栗山監督の頭痛の種だった。現在の一軍3人は全員右打者で、左打者の宇佐見は重宝されそう。というより、プロ2年目の17年には一軍初ホームランがサヨナラ本塁打になるなど計4本塁打で、打撃力に定評がある宇佐見は、正捕手候補に躍り出ます。巨人では炭谷のFA補強や同じく打撃力が買われている大城の台頭で出番が少なかったが、日本ハムにトレードされて今や主力に成長した大田のように、新天地でブレークする可能性を秘めています」(球界関係者)
現時点では日本ハムの栗山監督の方が喜んでいるかもしれない。