大船渡・佐々木「12球団1位指名」ドラフト戦線に異変アリ
■セは巨人以外は回避する可能性
1位指名を公言している日本ハム、巨人はゾッコンだが、ベタ降りする球団が出てくるというのだ。さる球界関係者がこう言う。
「セでは阪神が流動的。佐々木がゼロ封発進した岩手大会の初戦を唯一3人で視察したり、一見、惚れ込んでいるようで、実は即戦力投手を狙うともっぱら。明大・森下、JFE西日本・河野、東海理化・立野、JR東日本・太田らで、星稜・奥川を含めた投手を1位候補に挙げ、そっちに乗り換える可能性が高いとみている。中日は地元の奥川の評価が高い。広島、DeNAも1位指名は森下ら即戦力投手の可能性がある。ヤクルトは佐々木と森下ら即戦力投手との間ですでに議論が紛糾しているそうだ。ヤクルトは現在最下位だけに、チーム事情から高校生投手を指名している場合ではなさそうですから。パではオリックスが佐々木を軸にした戦略から、内野手のパナソニック・片山、SUBARU・原沢、東邦・石川らに方針転換しそうです」
登板回避の一件もあって、セは巨人以外の5球団が佐々木の1位指名を回避する可能性がありそうだ。