Jリーグ日程は“酷暑”なのに「春―秋制」のままでいいのか
日本で秋―春制を導入した場合、どうしても東北、北海道、日本海側の「冬季の積雪量」という問題が出てくる。寒さという面では、冬の欧州も凍てつくような状況でプレーしていることが少なくないが、日本のように積雪に悩まされることは多くない。秋田と青森で高校サッカー部の監督をやらせていただいたことがあるが、積雪量は本当に大きな悩みだった。
しかしながら、このまま現行の「春―秋制」でいいのか?
ここ数年来の夏場の酷暑を思うと、7月、8月は好パフォーマンスは期待できず、低調な試合によってJリーグ離れを招く恐れはないか? 欧州の「秋―春制」にすべきでは! 寝苦しい夜にツラツラ考えてみた。サッカー界全体で考えたい――。