原監督が再び明言…来季こそ「岡本三塁」で辛抱できるか

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 史上最年少で3割30本塁打100打点をマークした2018年シーズンと比べ、今季は本塁打こそ31発で2年連続30本塁打以上をマークしたものの、打率は・265と不本意な成績に終わったことと無関係ではないだろう。

 巨人OBで評論家の高橋善正氏は「岡本は押しも押されもせぬ4番打者。古くは長嶋さん、原監督自身もそうだが、『4番・三塁』は巨人の聖域のはず。誰かを使いたいからポジションを動かすような“便利屋”としてではなく、三塁でも一塁でもいいから、ポジションを固定して欲しい。守備位置がたらい回しでは、腰を据えて打撃に専念できませんから」と指摘する。

 原監督は「サードをやらせたら、夏すぎくらいからコンディションが上がった。もともとサードをやってくれることが望みだったから」と説明するが、それなら、来季こそ辛抱するのか。戦略のために岡本を振り回している間は、本当の4番はつくれない。

【写真特集】巨人・原監督、5年ぶりのリーグ優勝で最優秀監督賞 NPB AWARDS 2019

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