トレセン閉鎖で…ジュニア選手「コロナ疎開」で感染リスク

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 勤務先からテレワークを命じられたこともあり、感染者が少ない地方に避難する都内在住者は少なくないといわれる。秋田県のように帰省者から感染が拡大するケースもあり、地元に戻ったアカデミー生がウイルスを媒介する可能性は否定できない。

 そもそもNTCは厳重なセキュリティーのもとで運営されている上、至る所に消毒薬が常備されるなど、衛生面への配慮も申し分ない。寮生活といえども、他人の部屋への立ち入りを禁止するなど、濃厚接触を避けようと思えば可能だ。コロナ禍にあえぐ世に放り出すよりも、温室のようなNTCに滞在させた方がはるかに安全なのだ。

 次代の日本スポーツ界を担うジュニアアスリートの身が心配だ。

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