開幕直後の仰天トレード 巨人の果敢より楽天の戦略を評価
対する巨人は「相変わらず目先の戦力強化に重点を置いている印象」だとこう続ける。
「いくらコロナ禍による特別措置として外国人枠が拡大されたとはいえ、巨人はすでに支配下だけで7人もの助っ人を抱えている。そこへ、さらに年俸2億円のウィーラーを取ったわけですから、果たしてうまく活用できるのか。中堅・若手の出場機会が減ることになれば、必ずしもチームのプラスになるとは言えないと思いますね」
巨人から放出された池田は昨季まで通算62試合に登板し、スライダーやチェンジアップを武器にリリーフとして一定の成績を残してきた。巨大戦力に埋もれて昨季の一軍登板は2試合に終わっただけに、チャンスの増えそうな楽天移籍は大歓迎だろう。