虎キラーが5失点…G戸郷「年俸650万円」の昇給は阪神次第

公開日: 更新日:

 さるチーム関係者がこう言う。

「33年も前のこととはいえ、桑田の2160万円は少ない気がしますね。コロナ禍で世の中が暗い中、20歳の戸郷は若手の希望の星。モデルケースとして年俸がバーンと上がる可能性は高い。他に参考になりそうな大物は、元楽天の田中(現ヤンキース)のケースですね」

■マー君は1500万円から4倍増

 田中はドラフト1位入団。1年目の年俸は1500万円だから、戸郷とは差があるものの、田中は28試合に先発して11勝7敗、防御率は3・82。高卒新人としては松坂以来となる新人王に輝き、翌年の年俸は4倍増の6000万円に跳ね上がっている。

「今のペースだとマー君の11勝7敗が現実的。それにマー君同様、新人王を取ることですね。球団は違うが、そうすれば4倍増(2600万円)が目安になる。阪神に土をつけられ、これで2勝1敗になったが、今後も阪神をカモにして白星を稼げるか。勝利数を増やすのに、お得意さまの存在は大事ですから」(同前)

 巨人の投手では、上原が新人時代に20勝4敗の成績を挙げて1300万円から約5倍増となる6600万円を勝ち取った例もある。

 20勝はさすがにハードルが高いが、戸郷の給料は阪神次第といえそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」