G菅野&大城の陰で忘れられ…“古女房”小林に他球団が熱視線

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(30)の82年ぶりの快挙は、次回登板に持ち越しとなった。

 1日、2位DeNA戦に先発。四回に捕手・大城卓三(27)の先制2ランで援護点をもらった菅野は七回まで1失点。勝ち投手の権利を持って八回2死一、二塁で降板したが、2番手・中川が佐野に同点打を浴び、巨人ではスタルヒン以来となる開幕戦からの10連勝はお預けとなった。チームのサヨナラ勝ちはせめてもの救いだった。

 菅野は今季、「うまく大城がリードしてくれた」とコメントすることが多く、最近は東海大の後輩・大城とのコンビが板についてきた。

 悲しいのは“正妻”がすっかり忘れ去られていることだ。昨季までバッテリーを組んでいた小林誠司(31)のことだ。その小林は左尺骨骨折で離脱。打力が売りの大城に正捕手の座を奪われた格好になっている。

 小林はすでに二軍戦で復帰しているが、一軍の捕手陣は堅実な炭谷、原監督の評価が高い岸田が控える。仮に岸田と入れ替わりで一軍に復帰しても、「菅野の相棒」の座は奪われ、昨季2人で最優秀バッテリー賞を受賞した山口俊はメジャーへ移籍した。

 この日はちょうど60試合目の折り返し地点。チームは2位に6・5ゲーム差をつけて独走態勢を固めつつある。戻る場所がないのが実情だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」