無警戒だったオーストラリアの強さに面食らって浮足立った
それでも予選を1位通過。準決勝で再びオーストラリアと対戦しました。振り返れば、当時の日本代表は「予選で負けたチームに2回も負けられない」と気を引き締めるのではなく、「次もやられたら……」と悪い方向に気負ってしまったのでしょう。
準決勝のマウンドに上がったのは日本のエースでもある松坂大輔。松坂にしても、メダルなしだったシドニー五輪のリベンジという思いはあったはず。しかし、結果は0―1の完封負けでした。 (つづく)