日ハム西川に逆転巨人入りの目 メジャーに意欲も障壁数々

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「同僚の有原がすでに申請しましたが、こちらはタイミングを見計らっているようです」

 球界OBがこう言う。

 ポスティングによるメジャー挑戦を検討している日本ハム西川遥輝(28)のことだ。

 盗塁王を3度獲得する日本屈指のスピードスターはメジャー志向が強く、球団もポスティングを容認する方針を示している。

 ただし、その挑戦は決して平坦な道のりではないだろう。ただでさえ日本人野手はメジャー実績に乏しく、米球界関係者によると「西川がメジャー契約を結べるかどうかは不透明。キャンプに招待選手として参加し、その後の活躍次第でメジャー契約に切り替わるスプリット契約、あるいはマイナー契約になる可能性もある」という。

 コロナ禍で来季のメジャーの情勢が不透明な上に、今年のFA市場には、前アストロズのスプリンガーやレッドソックスのブラッドリー・ジュニアといった大物外野手がいる。

「韓国球界にも西川のライバルの外野手がいます」とは、前出の米球界関係者。

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