“狼少年”鶴竜が4場所連続休場 親方と横審ナメられっぱなし
親方のひとりは「ありていに言えば、鶴竜の甘えです」と、こう話す。
「2019年9月に井筒さん(元関脇・逆鉾)が亡くなり、鶴竜ら所属力士は陸奥部屋に移籍した。陸奥さんにとって鶴竜は弟子とはいえ、一から育て上げたわけではない。そうした事情もあるから、鶴竜には強く出られないのでしょう。それをいいことに、鶴竜はずるずると引退を引き延ばしている。陸奥さんはさすがに今回は『次はない』と言ったそうだが、内心、鶴竜の見苦しさにほとほとアキれているのではないか」
引退後、親方になりたい鶴竜は、日本国籍取得を今か今かと心待ちにしていた。そうした事情もあり、角界では引退の引き延ばしは「仕方ない」と半ば黙認されていた。その懸念も昨年末に帰化できたことで解消されただろう。もはや配慮する必要もないはずだが、この名ばかり横綱は引退する気などサラサラないようなのだ。
「稀勢の里(現荒磯親方)の8場所連続休場記録がある以上、『横審もまだ自分には何も言えない』とナメているのでしょう。しかし、横綱に昇進して『さあ、これから』という時にケガをした稀勢の里と、35歳で衰えも激しい鶴竜とでは同列には語れない」(前出の親方)
ただでさえナメられっぱなしの横審。3月場所などと言わず、今すぐにでもこの「狼少年」に引導を渡すべきではないか。