【バド全英OP】桃田・奥原ら主力が8強入り 中国勢は不参加
バドミントンの全英オープン(バーミンガム)は18日、各種目の2回戦を行い、男子シングルス世界1位の桃田賢斗(26)、女子世界4位の奥原希望(26)、同5位の山口茜(23)らが準々決勝進出を決めた。
伝統の大会で2016年以来の優勝を目指す奥原は世界64位のリンダ・ゼッチリ(33=ブルガリア)を相手に、21―6、21―13でストレート勝ち。自身のSNSで「明日から相手のレベルが格段に上がるので、気を引きしめて1ラリーずつ駆け引きを楽しみます」(原文ママ)とコメントした奥原は、19日の次戦で4強入りをかけ、世界13位のブサナン・ンバルンパン(24=タイ)と対戦する。
ダブルスでは女子世界1位で前回女王の福島由紀(27)、広田彩花(26)組がデンマークのペアを、同3位の永原和可那、松本麻佑(ともに25)組がフランスのペアをそれぞれ下してベスト8入り。連覇がかかる男子の遠藤大由(34)、渡辺勇大(23)組、混合で3年ぶりの頂点を目指す渡辺、東野有紗(24)組も順当に勝ち上がった。
新型コロナウイルスの影響で、中国勢らの強豪が不参加の中、日本のトップ選手たちが危なげなくベスト8に駒を進めた。