巨人・原監督“菅野の後釜候補”直江に落第点の非情…3回3安打1失点なのに降板のナゼ

公開日: 更新日:

 昨年10月に椎間板ヘルニアの手術を受けた影響で、今年は育成選手としてスタート。今年6月に支配下選手に返り咲いた。原監督、宮本投手チーフコーチは「本当は新人王を取らせたかった」と口を揃えるほどの大きな期待を寄せるが、1年前と重なる早期降板劇について原監督は「ちょっとボールに抑えがなくなってきたかなというところ。今日はロースコアになるから」と相手の先発が奪三振トップの柳ということもあっての早めの継投だと説明した。 

 直江は「三回の先頭打者への四球が全て。ランナーを出しても任せてもらえるようにレベルアップしていきたい」と唇を噛むしかなかった。

 本来なら1日の試合後に登録を抹消されたエース菅野が登板する順番だった。直江に代役は務まらなかったが、さるチーム関係者がこう言った。

「同期の戸郷と並ぶ将来の右のエース候補。つまり、今オフに海外FA権を行使して再びメジャー挑戦の可能性がある菅野の後釜候補でもある。1日に広島を抑えて初セーブを挙げた時、宮本投手チーフコーチは『後半戦は彼の力を借りたいですから』と言った。それで五輪休み前に先発のチャンスをもらったわけだけど、原監督にすぐに見限られてしまった。現段階では『落第』の烙印を押された格好。まず先発ローテに定着しないことには、菅野の後釜には座れません」

 二軍で調整中の菅野からすれば、今はそれどころじゃないだろうが、直江のような若い投手が台頭しないことにはFA宣言はしにくいだろう。とはいえ、2年続けてこんな使い方をしていては、育つものも育たないというものだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  2. 2

    「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  5. 5

    やす子「暴言トラブル」火消しで“救いの手”も…フワちゃんの言い訳がましい謝罪が“火に油”

  1. 6

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  2. 7

    中丸雄一「よにのちゃんねる脱退」を求めるファンの声…名物・菊池風磨の“中丸いじり”はもう笑えない

  3. 8

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 9

    自民重鎮の元秘書が「JK性加害」の衝撃!衆院青森3区から出馬表明も、酒乱トラブル続出の過去

  5. 10

    中日・根尾昂は責められない。定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官の大問題会員限定記事