広島・森下いまだ後半戦0勝 からっきしダメな原因は女房役・会沢との相性にアリ

公開日: 更新日:

 昨年のセ新人王、広島森下暢仁(24)がもがいている。

 20日のヤクルト戦で8回2失点と好投したが味方の援護に恵まれず、またも勝ち星が付かなかった。

 前半戦は6勝4敗、防御率2.29。侍ジャパンに選出された東京五輪では決勝を含む2試合に登板し、2勝を挙げた。

 しかし、後半戦は6試合で0勝3敗、防御率4.88とからっきし。そのうちの3試合はクオリティースタート(6回以上3自責点以内)だったが、あとの3試合は5回4失点(8月31日)、5回3分の2を4失点(9月7日)、6回6失点(9月14日)と崩れている。

 勝ち星は味方の援護が必要になるが、この打たれた3試合で捕手を務めたのは会沢翼(33)だった。前半戦、会沢とは一度もバッテリーを組んでいなかった。昨季も、坂倉とは13試合で8勝1敗、防御率1.68だったのに対し、会沢は5試合で2勝2敗、防御率2.56。今季は3試合で0勝1敗、防御率7.56と散々だ。

 なぜ会沢と組むとダメなのか。1971年に完全試合を達成した巨人OBの高橋善正氏(評論家)は、「バッテリーの相性の問題でしょう」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3
    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 5
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  1. 6
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 7
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  3. 8
    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

  4. 9
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  5. 10
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」