新庄ビッグボスが一番目立つトホホ…トライアウトの「有名無実化」ますます進む
一番目立ったのは、やはりこの人だった。
8日、12球団合同トライアウトが開催。日本ハムの新庄剛志監督(49)がバックネット裏から熱視線を送った。真っ白なロングダウンコートにタートルニット、黒革のパンツといういでたち。他球団関係者が続々と挨拶に訪れる“新庄詣で”が始まり、主役であるはずの参加選手よりも注目を集めていた。
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感想を求められた新庄監督は「全員欲しいですね。台湾の高野(圭佑)くんのカットボールが目についた。オリックスの金田(和之)くん、野手では(元楽天の)中村(和希)くん、ジャイアンツの山下(航汰)くん。ファームで首位打者とってるんですよね?」などとコメントした。
一挙手一投足が注目されるビッグボスから名前を言われた選手はうれしかったに違いない。今年は前巨人の山下や、前西武左腕の榎田あたりは需要がありそうだが、そもそもトライアウトから再びNPBへの道を切り開ける選手はほんの一握りだ。