新庄ビッグボスが日ハム新人に珍アドバイス「コーチの言うこと聞くな」に込めた真の狙い
1998年に横浜(現DeNA)を日本一に導いた評論家の権藤博氏は中日での二軍コーチ時代、新人選手によく「耳かき」をプレゼントした。キョトンとする彼らに必ずこう言い添えた、とその真意を日刊ゲンダイのコラムで以下のように振り返っている。
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「コーチの話が右から左に通り過ぎるように、これで耳掃除をしなさい。コーチは間違ったことは言わない。でも、アドバイスをすべて聞かなくていい。必要と思えばやる、合わないと思えば右から左に聞き流す。これは、そのための耳かきだよ」
日本ハムが5日、新球場を建設中の北海道北広島市内で行った新入団選手記者発表会見。茶色と黒のチェック柄のスーツにゴールドのネクタイ姿で出席した新庄剛志監督(49)は、「楽しむことを苦労と思わず、楽しんで」「つまらない練習を毎日積み重ねて、それが大きく花咲く」「ファンに愛される選手になるために、自分がファンを愛すこと」。