“裏カジノ通い”発覚…英乃海&紫雷の「意外な評判」 2人は高校・大学で先輩後輩の間柄

公開日: 更新日:

 22日に発覚した、現役力士の裏カジノ通い。木瀬部屋の前頭英乃海(32)と新十両紫雷(30)に違法賭博関与の疑いがあるとして、1月場所の休場が発表された。

 相撲協会に報告をしたのは2人の師匠でもある木瀬親方(元前頭肥後ノ海)。同じ22日は弟子の前頭志摩ノ海と故・井筒親方の長女の婚約発表という「慶事」を祝ったばかり。その直後の「凶報」なのだから、その心境はいかばかりか。

 しかもこの2人、性格良好と評判だった。さるタニマチ筋が言う。

「英乃海は追手風部屋に所属する翔猿の兄。温厚でガツガツしておらず、弟に知名度で水をあけられても気にしない。『弟には負けたくないだろ』と言われても、『いやあ、頑張ってほしいですよ』と話すのんびり屋。素質はあっても人の良さが邪魔をしていたのか、長く十両で足踏みしていた」

 11月場所で新十両に昇進した紫雷は、関取として一度も土俵を踏むことなく幕下陥落である。

「入門9年目でようやく関取になれたはずの苦労人。これまで何度も昇進のチャンスがありながら、度重なるケガで棒に振ってきた。とにかく大事な場所で故障する不運な力士。それさえなければ数年は早く関取になっていてもおかしくなかった。それでも腐ることなく、コツコツと稽古に精進。地味ながらマジメな努力家で、彼の悪口を聞いたことは一回もない」(前出のタニマチ筋)

 この2人は埼玉栄高と日大で先輩後輩だった間柄。木瀬部屋にとっても2009年に親方が暴力団に本場所のチケットを流し、一度は部屋閉鎖となって以来の不祥事だ。

 さらなる力士の関与も疑われているが、果たして……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ