日本球界にはいますぐにでもメジャーで投げられる投手が「あと2人」いる

公開日: 更新日:

■防御率1.21、WHIP0.78と圧倒的な数字

 もうひとりは巨人の菅野(32)だ。

 昨季は115回3分の2を投げて防御率3.19。防御率1.97の一昨年と比べてガクンと成績が落ちたように見えるとはいえ、CS2試合を含む最後の5試合に限れば防御率1.21、WHIP0.78と圧倒的な数字を残した。

 2021年1月にはメジャー球団との交渉で渡米するなど、思うようなトレーニングができなかったと聞く。4度の登録抹消や前半戦の不調はその影響であって、シーズン終盤にきて本来の姿を取り戻したのだろう。

 本人はこのオフもメジャー入りの可能性を探ったはずだし、実際、獲得に動いた球団も中にはある。それでも残留を選択したのは、条件が合わなかったからではないか。

 今年10月には33歳になる。年齢からいっても本人が望むような契約にはならないかもしれないが、今季も昨季終盤のような投球を続ければ、メジャー球団は獲得に動くはずだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」