渋野日向子は予選落ち…「ポアナ芝嫌い」公言はかえってマイナスに作用とスポーツ心理学者が解説

公開日: 更新日:

 ポアナのグリーンは狙ったところに打ってもカップをかすりもせず、逆に曲がるケースも多い。苦手意識が強い渋野は、それをよく口にするが「その言葉はマイナスに作用します」というのはスポーツ心理学者の児玉光雄氏だ。

「心と体はつながっています。自分にとってネガティブなことを口にすれば、脳はそれを受け入れ、成功イメージの邪魔をする。おそらく渋野選手は、無頓着に『ポアナ芝のグリーンが嫌い、苦手』と言っているのでしょうが、ネガティブな言葉(ノイズ)はスイングプログラムにも影響を与える。逆に、相性の悪いコースやグリーンであろうと、『自信がある、ここは好きだ』というポジティブなメッセージを発すれば、脳は同じように反応します。ネガティブなことを思っても腹の中にとどめておき、自己肯定の言葉を口にできるよう、日頃から練習で習慣づけておく。ライン読みやタッチを合わせるという技術的なことと同様に、言葉の力も重視するべきです」

 上位浮上を狙った2日目の渋野は3バーディー、5ボギーの73。通算7オーバーでホールアウト、117位タイに沈み予選落ちした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  2. 2

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功が休養でテレビ業界大激震…キー局編成関係者「いずれ番組の打ち切り話が出てくる」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  1. 6

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 8

    【動画あり】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態

  4. 9

    “現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

  5. 10

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ