渋野日向子は予選落ち…「ポアナ芝嫌い」公言はかえってマイナスに作用とスポーツ心理学者が解説

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 ポアナのグリーンは狙ったところに打ってもカップをかすりもせず、逆に曲がるケースも多い。苦手意識が強い渋野は、それをよく口にするが「その言葉はマイナスに作用します」というのはスポーツ心理学者の児玉光雄氏だ。

「心と体はつながっています。自分にとってネガティブなことを口にすれば、脳はそれを受け入れ、成功イメージの邪魔をする。おそらく渋野選手は、無頓着に『ポアナ芝のグリーンが嫌い、苦手』と言っているのでしょうが、ネガティブな言葉(ノイズ)はスイングプログラムにも影響を与える。逆に、相性の悪いコースやグリーンであろうと、『自信がある、ここは好きだ』というポジティブなメッセージを発すれば、脳は同じように反応します。ネガティブなことを思っても腹の中にとどめておき、自己肯定の言葉を口にできるよう、日頃から練習で習慣づけておく。ライン読みやタッチを合わせるという技術的なことと同様に、言葉の力も重視するべきです」

 上位浮上を狙った2日目の渋野は3バーディー、5ボギーの73。通算7オーバーでホールアウト、117位タイに沈み予選落ちした。

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