渡邉彩香ツアー5勝目の奮起材料は柔道家の夫の婿入りと憧れの“優勝ハグ”
【ほけんの窓口レディース】最終日
単独首位発進の渡邉彩香(28)が、通算11アンダーで並んだ高橋彩華(23)とのプレーオフを制して1年11カ月ぶりに通算5勝目を挙げた。
最終日は序盤に4バーディーを奪い、一時14アンダーまで伸ばして独走態勢に入った。
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ところが、8番パー4で右OBがありダブルボギー。後半は2バーディー、3ボギーとスコアを落として高橋に追い付かれた。決着がついたプレーオフ2ホール目も、ティーショットが右サイドの木に当たりラフ、2打目は左ラフとフェアウエーをとらえられずにバタバタ。3打目はピン手前15メートルにオンして、そのロングパットを決めて勝負がついた。
ジュニア時代に指導した石井明義プロが、「彩香は普通に振ってもボールが飛ぶし、今年はすでにトップ10入り3回と稼いでおり戦い方に余裕があった。優勝経験もあり、ダブルボギーをたたいても慌てていなかった。ただ、一時不振になった時にショットが右にも左にも曲がり、その不安がまだ残っているかもしれない。だからインパクト直前に左が嫌だと感じたら、右に大きく曲げてしまうのでしょう」と解説する。