巨人・菅野リーグ首位タイ5勝目も…完全復活なのか? OB投手2人が指摘する懸念材料

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 巨人のエース・菅野智之(32)が今季初完投勝利を逃した。

 19日の広島戦。二回に2死三塁のピンチを招くと、この日一軍昇格を果たした左打者の野間にスライダーをジャストミートされ、フェンス直撃の先制二塁打を浴びた。その後、三回から八回までわずか1安打。九回1死から2連打を浴びて降板したものの、抑えの大勢が後続を断ち、菅野は「情けない気持ちで、大勢頑張れと思って見ていた」とお立ち台で苦笑いを浮かべた。

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 4月に「右肘の違和感」で離脱した影響を感じさせない好投で今季最多の127球。これまで辛口だった原監督も、「1点は最初に与えたが、いい投球をしてくれた」と称えたものの、完全復調と見ていいのか。

 気になるデータがある。この試合前まで対右打者の被打率は.222の一方で、対左は.309。この日、広島打線はスタメン野手8人中6人の左打者を並べてきた。もちろん全盛期にはなかったことである。

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