チュニジア戦完敗劇の捉え方「日本はより組織力を充実させる」はとんでもない話だ
14日は大阪・パナソニックスタジアム吹田に出かけ、日本とチュニジアとの一戦を見させてもらった。
チュニジアの選手はフィジカルが強く、足元のテクニックもしっかりしていた。前半は0-0に終わったが、日本は多くのゴールチャンスをつくった。しかし、仕上げのシュートが決まらない。29分のゴール正面からの南野のシュートは空振りみたいなモンだったし、35分の鎌田がゴール左枠外に外したシュートは、完全に1点モンだった。使い古された言葉だが、やはり「決めるべき時に決めないと試合の流れが相手に傾いていく」もの。
■チュニジア戦は0-3の完敗劇
後半の10分、31分、そして終了間際の失点で0-3の完敗劇となった。
これは日本代表に限った話ではないが、国際マッチデーのスケジュールの関係から、次なる代表活動は「9月の2試合」だけとなる。それまで各選手は所属クラブでレベルアップ、フィジカル強化に励むことになる。
今回の6月4連戦シリーズ2試合目・ブラジル戦(6日)で圧倒的な個人スキルの差を見せつけられ、メディアなどから「日本は組織力を充実させて戦うべし」という声が聞こえてきた。