原英莉花が首位に2打差9位T浮上 飛躍のカギは師匠ジャンボの教え「フェード打ち」
【資生堂レディスオープン】第2日
「フェアウエーを外したのは2回だけ。セカンドは凄く楽にピンを狙うショットができた」
こういって笑顔を見せたのは原英莉花(23)だ。この日はフェードボールが安定し、6バーディー1ボギーの67。通算6アンダーは前日の39位から首位に2打差の9位タイまで浮上してきた。
173センチと長身で手足も長いモデル体型。美人で人気もある原は、2020年の公式戦(日本女子オープンとツアーチャンピオンシップ)で2勝し、「原時代の到来か」と思われた。
しかし、昨年は腰痛に苦しみ1勝止まり。今季も15試合でベスト10フィニッシュはたったの1試合(5位)と物足りないゴルフが続いている。
対照的なのは、ジャンボ尾崎に教えを受ける同門の西郷真央(20)だ。20-21年シーズンは2位が7度の「シルバーコレクター」も、今季はすでに5勝を挙げ、初の海外メジャーとなった全米女子オープンは44位。帰国せずに臨んだ全米女子プロも30位。2試合とも決勝に進んだ。