渋野日向子「感覚派」ゆえに陥ったドロ沼スランプ…自信回復の近道は国内復帰しかない
畑岡奈紗もLPGAツアー参戦1年目の17年は苦戦を強いられたが、9月に帰国して「ミヤギテレビ杯」「日本女子オープン」と2週連続優勝し、「まだ海外で戦える」と自信をつかんだ。
■このまま全英女子に出場しても泥沼
幸い渋野はポイントレース33位。昨年実績で来季のシード権当確であり、不調のまま海外にとどまるのは得策とは言えない。今週の「スコットランドOP」、来週の「全英女子OP」はフェアウエーがコンクリートのように硬いリンクスが続き、ショットに自信がないまま出場しても太刀打ちできるコースではない。
国内に戻ればギャラリーの声援も力になる。復調に向け転戦日程を組み替えたほうがいいはずだ。
日本勢は15位発進の西郷真央が64の猛チャージを見せて通算15アンダーまでスコアを伸ばし3位。畑岡奈紗と西村優菜は11アンダー15位。古江彩佳10アンダー19位。