巨人が高橋尚成氏を臨時投手コーチに招へい 異例シーズン途中就任は来季入閣の下準備

公開日: 更新日:

「原監督は桑田投手チーフコーチ、元木ヘッドコーチなど、首脳陣を巨人OBで固めることにこだわっている。しかも、高橋臨時コーチは阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチとも仲が良い。そうした事情も含め、原監督のお眼鏡に適ったのではないか。臨時コーチとして今から若手選手の特徴や状態を把握させておけば、秋季キャンプでもスムーズに指導ができる。二、三軍の首脳陣とのすり合わせも早い段階から出来ますからね。これが一番の理由でしょう。もちろん、3週間弱とはいえ、若手左腕の強化、彼らへのアドバイスの期待もゼロではないと思いますけど……」

 巨人では過去にも川口和久氏が臨時コーチを経て、一軍投手総合コーチ(2011~14年)に就任した先例がある。13年ぶりに古巣のユニフォームに袖を通し、早速ジャイアンツ球場の二軍を視察した高橋コーチ。シーズン終了後の正式契約まで、勉強の日々となるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド