著者のコラム一覧
菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

河本力は一刻も早く国外脱出すべき 松山英樹をも超えるパワーは米ツアーでこそ磨かれる

公開日: 更新日:

 月曜日にスポーツ新聞を5紙も買ってみた。国内男子ツアーは「怪物ルーキー」といわれている河本力(22)が優勝したので、どんなふうに報道されているのか見たかったからだ。

 期待の大型プレーヤーがデビュー7戦目に勝利しただけに、紙面では女子ツアーよりも男子ツアーのほうが大きく扱われているのではないか? と思っていた。

 ところが、ページのトップは4紙が女子ツアーで、河本をトップで報じたのは1紙だけ。まだまだ女子ツアー人気に男子プロは追いついていない現状がよくわかる。

 2020年の日本オープン(紫CCすみれC)は、日本体育大3年だったアマチュアの河本が、予選2日目が終わった時点で通算5アンダーの単独首位。ところが3日目の13番グリーン上でボールを戻す位置が違って2罰打を科せられ、通算2アンダー3位タイに後退。それでも最終日はイーブンパーにまとめて5位タイに終わり、すでに大器の片鱗を見せていた。

■女子ツアー人気に追い付いていない

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」