河本力は一刻も早く国外脱出すべき 松山英樹をも超えるパワーは米ツアーでこそ磨かれる
月曜日にスポーツ新聞を5紙も買ってみた。国内男子ツアーは「怪物ルーキー」といわれている河本力(22)が優勝したので、どんなふうに報道されているのか見たかったからだ。
期待の大型プレーヤーがデビュー7戦目に勝利しただけに、紙面では女子ツアーよりも男子ツアーのほうが大きく扱われているのではないか? と思っていた。
ところが、ページのトップは4紙が女子ツアーで、河本をトップで報じたのは1紙だけ。まだまだ女子ツアー人気に男子プロは追いついていない現状がよくわかる。
2020年の日本オープン(紫CCすみれC)は、日本体育大3年だったアマチュアの河本が、予選2日目が終わった時点で通算5アンダーの単独首位。ところが3日目の13番グリーン上でボールを戻す位置が違って2罰打を科せられ、通算2アンダー3位タイに後退。それでも最終日はイーブンパーにまとめて5位タイに終わり、すでに大器の片鱗を見せていた。
■女子ツアー人気に追い付いていない